赤ちゃんの指吸い・指しゃぶりをやめさせたい…まだそんなこと言ってるんですか?
というちょっと過激なタイトルにしてしまったんですが、本当に指吸い・指しゃぶりってやめさせないといけないんでしょうか?
「歯並びに影響があるって聞いたからやめさせたい!」
「まだあの子指吸っていると思われたくないからやめさせたい!」
など、いろいろ親の思うところがあると思います。
ただ、それが子供の安心感を奪うことになってしまってるとすればどうですか?
パパ・ママの世間体を気にするために子供の安心を奪ってる可能性すらあるとしたらどうでしょうか?
とちょっと重い質問になってしまいましたがパパやママを困らせたいわけでもないし、指吸い・指しゃぶりを進めたいわけでもないんです(^^;)
ただ、指吸いって子供にとってどういうものなのか?
本当に歯並びに影響が出るのか?
子供が寂しいから吸っているのか?
などなど、赤ちゃんの指吸い・指しゃぶりって日本ではダメな習慣のように扱われている気がしたので、今回一緒に学んでちゃんと知っていきましょう!!というのが本日のテーマです!!
それでは、本日も宜しくお願いしまーす(^^)/
赤ちゃんが指吸い・指しゃぶりをする理由は?
今回赤ちゃんの指吸い・指しゃぶりについての記事を書くために、かわ吉の育児のバイブルとなっている「育育辞典」を始め、その他書籍や情報を自分の中に落とし込んで記載しております。あらかじめご理解の程宜しくお願い致します。
と前置きはこれくらいにして…
赤ちゃんはそもそもどうして指吸い・指しゃぶりを行うのでしょうか?
→遊びの一環で赤ちゃんの指吸い・指しゃぶりが始まる!!
生後2~4ヶ月くらいになると赤ちゃんは自分の手を発見します!
そして、少しずつ自分の意思で手を動かせるようになります!
そうやって動かしている手が口に偶然入って、なめているとだんだんそれが楽しくなったり心地よくて赤ちゃんの指吸い・指しゃぶりが始まります。
中には、母乳をやめたり、おしゃぶりをやめたタイミングでかわりのものとして指しゃぶりを始める赤ちゃんもいます!
赤ちゃんの指吸い・指しゃぶりが赤ちゃんに与えるいい影響
赤ちゃんの指吸い・指しゃぶりが赤ちゃんに与えるいい影響についてみていきますが…
えっ!?指しゃぶりって赤ちゃんにいい影響があるの!?
と思ったパパやママもいるかもしれません(^^;)
そりゃそうですよね。。
普通に考えたら指をしゃぶってるだけですから、いいことなんてなさそうですよね…。
実は…あるんです!
赤ちゃんの指吸い・指しゃぶりが赤ちゃんに与えるいい影響は?
→赤ちゃんは指吸い・指しゃぶりによって情緒を安定させている!
これってとても大切なことです!
赤ちゃんは、初めて起こることを1つ1つ体験していきますよね!
その度に、情緒(物事にふれて起こるさまざまな感情)は変化します!
嬉しいことだったら情緒は安定するだろうし、怖いことだったら情緒は不安定になると思います。
そんな時に、心を落ち着かせるために指吸い・指しゃぶりをする…必要だと思いませんか?
もちろん、癖になってくると口寂しくてやっている部分もあると思います。
ただ、大人だって同じことやってますよね?
たばこを吸ったり、飴を食べたり、ガムをかんだりなどなどそれらと一緒ですよね!
これらを精神を落ち着かせるためにやっている方もいると思います!
大人でも必要なら子供や赤ちゃんにだって必要です!!
赤ちゃんが指吸い・指しゃぶりで情緒が安定するなら経済的にも問題ありませんし、無理にやめさせるような理由ってあるのかなって気がしてきました(^^)
そこで次に赤ちゃんの指吸い・指しゃぶりが与える悪影響をみていきましょう!!
赤ちゃんの指吸い・指しゃぶりが赤ちゃんに与える悪い影響(歯並びなどなど)
赤ちゃんの指吸い・指しゃぶりが与える悪い影響についてみていくんですが…
一番気になるのは歯並びですよね!
↓歯並びについてはこちらをご覧ください↓
指を入れる角度が深く、吸い方が強烈で、ほとんど1日中しゃぶっている場合には歯ならびに影響することはあるようです。しかし、その場合でも、4~5歳までに吸わなくなれば、歯ならびが悪くないことはないと言われています。
~「育育辞典」より~
ということは赤ちゃんの間は指吸い・指しゃぶりをしてても問題がないということです!
赤ちゃんが指吸い・指しゃぶりをしていて悪い影響があるのは主に歯ならび、歯ならびからくるかみ合わせなどです。
悪い影響というわけではないですが、「子供の不満の反映」だとか「寂しがっていることの表現」などと言われることもありますが、これも考えすぎです!
赤ちゃんが母乳をやめたあとに指吸い。指しゃぶりを始めることもあるので、こういったことが言われたりするんでしょうね(^^;)
赤ちゃんの指吸い・指しゃぶりをやめさせたい…まだそんなこと言ってるんですか?
ここまできたパパやママなら…
赤ちゃんの指吸い・指しゃぶりをやめさせたい…まだそんなこと言ってるんですか?
というタイトルにした意味が少しは理解していただけますよね!
無理にやめさせる必要はないんです!
と言われても、そのまま小学生になってもやめなかったらどうしよう…など将来を不安視する声もあると思いますので、下の調査結果を一読ください(^_-)-☆
日本で1つの小学校と3つの幼稚園を対象としたある調査(田原暁氏による)では次のような結果が出ています。
〇指しゃぶりを経験した子どもは、648名中267名で、41.2%
〇性差は認めがたい
〇指しゃぶりは「いつも」「しばしば」という子どもは、108名で40.4%
「ときどき」「まれ」という子どもは、159名で59.6%
〇指しゃぶりの最盛期は生後1~2年のあいだ、大部分は生後3年までに最盛期をおえる
〇指としては、親指(母指)が68%で最多、左右は約1対2
〇治った理由は、「ひとりでに治った」が81.2%、「しかった、気分転換を図った」が計10.8%
〇この調査では10歳になっても指しゃぶりをしていた子は、2人で全体の0.3%
~育育辞典より~
簡単にいうと、指しゃぶりを放っておいても3歳までには治る子が多く、8割はひとりでに治っている。
つまり、気にする必要はない!ってことになりますよね(#^.^#)
いやいや、10歳でも指をしゃぶってる子も2人もいるんだぞ!!
という声も聞こえてきたので、指しゃぶりの治す方法についてもみていきましょう!
赤ちゃんの指吸い・指しゃぶりをやめさせるには?
かわ吉は、あくまで赤ちゃんの間は無理に指吸い・指しゃぶりをやめる必要はないと思ってます!
ただ、4~5歳になってまでやっていたらどうしようと思う気持ちも親なんで痛いほどよくわかります!
ですので、自然に治っていくように促すような方法として、下記の2つを上げておきます!
①手や指を使った遊びを一緒にたくさんやる!
②指吸い・指しゃぶりが減ったら、褒めてあげる!
子どもは夢中になると指吸い・指しゃぶりのことなんて忘れます!!
それくらいしっかり遊んであげれば、その時間は指を吸いません。
かわ吉の娘も指の代わりに紐を吸っているのですが、興奮しているときは紐は吸っていません!
最近は、紐を吸ってる時間は減ってきました!
その分遊びに興奮している時間は増えましたね(笑)
そして、減ってきたらできるだけ褒めてあげましょう!
親に褒められるというのは子どもには特別なものですから!!
是非この2つ、試してみてください!!
赤ちゃんの指吸い・指しゃぶりをやめさせたい…まだそんなこと言ってるんですか?のまとめ
いかがでしたでしょうか?
今日は、ちょっと挑戦的なタイトルにしてみたので、ドキドキしながら書きました(笑)
ただ、赤ちゃんの情緒を安定させる役割を持つ指吸い・指しゃぶりを無理やりやめさせるのもどうなのかな?と思い、こういったタイトルにしました。
赤ちゃんや子供の情緒は大人でいうストレスにあてはまるのではないのかなって思ってます!
大人だってストレスを感じたら、たばこを吸ったり、お酒を飲んだり、チョコを食べたりといろいろとしますよね!
それと一緒なんです!と思ったら、怒ったり無理やりやめさせたりできなくないですか?
無理やりやめさせるならパパやママもいつも精神を安定させているものをやめてからですね(笑)というのは冗談ですが、赤ちゃんや子供にも安定は必要です!
いずれやめれるのであれば、赤ちゃんや子供の安定を考えるのもありかなとかわ吉は思ってます!
逆に、長い人生で我が子が指をしゃぶっているのをみれるのはこの時だけですしね!
気になるようになってきたら少しずつ親も子供のために指吸い・指しゃぶりをやめれるように努力していく!
それもまた思い出になると思います!
だから、赤ちゃんの指吸い・指しゃぶりは怒らないであげてくださいね!
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました(^^♪
またお会いしましょう(^^)/