夏が近づいてくるとテンションが上がる…こういうお子さんは多いと思います!
夏は、いろいろなイベントや遊びがありますから、子供達だけでなく楽しみにしていらっしゃる親御さんも多いと思います!
最近は特に地球の温暖化に伴い、暑くなってきているというのもあり、プール・海や川など水で遊びたいという欲求が以前よりも増しているのではないでしょうか?(^^;)
今はコロナの影響で難しい部分はあるかもしれませんが、屋外ということもあって、夏休みには、海や川へ行く計画を立てている方も多いと思います!
これは、海や川で遊ぶ時に限ったことではありませんが、無事にお家に戻ってくるからこそ、今日は楽しかったね♪という会話ができるということを忘れてはいけません。
誰かが事故をしてしまったら、それは楽しい思い出ではなくなります。
そんなことが起きないために…本日のテーマは水難事故です!
★本日の解決する疑問・得られる情報★
〇子供の水の事故・水難事故の事例
〇子供の水の事故・水難事故が起きる原因は?
〇子供の水の事故・水難事故の防止対策について
〇今日一番知って欲しいこと(まとめの章で書きます!)
それでは本日も宜しくお願いしまーす(^O^)/
子供の水の事故・水難事故の事例
まずは、どういった事故が起きているのかを事例を通じて知っていこうと思います!
事例:ケース1(発生日時:2021年5月4日午前)
4日午前、佐賀県多久市の公園の池で5歳の男の子2人が溺れて死亡しました。警察は2人が何らかの原因で池に転落したものとみて詳しい状況を調べています。
4日午前11時すぎ、佐賀県多久市北多久町の中央公園の中にある池の近くを通りかかった人から「子ども2人が池で溺れている。1人は沈んで見えない」と消防に通報がありました。
消防によりますと男の子1人が探しに来ていた家族によって引き上げられ、もう1人の男の子は消防隊員によって引き上げられたということです。
警察によりますと2人は佐賀市内の病院に搬送されましたが、およそ3時間後に死亡が確認されました。
死亡したのは佐賀県伊万里市南波多町の松高海成くん(5)と、前田桃四郎くん(5)で、2人はそれぞれの家族と一緒に野球の試合の応援のため、公園を訪れていたということです。
2人の姿が見えなくなったことから家族が探していたところ、池に落ちているのを見つけたということです。
警察は2人が何らかの原因で池に転落したものとみて詳しい状況を調べています。
引用元:「NHK NEWS WEB」
ケース1は、水遊びに来たというケースではありませんが、今年の5月のニュースだったので、最近ということもあり、こちらを選びました。
野球観戦に来て、親が目を離したすきにというケースだと思います。
次の章の原因でも触れますが、「自分には起こらないだろう!」という誰もが持っている気持ちから起こった事故だと思います。
川よりも水の流れがあまりないというイメージの強い池というのも、気持ちが緩んだ原因かもしれません。
親も子も気を引き締めなければならないと感じさせるニュースです。
事例:ケース2(発生日時:2021年4月21日午後4時20分頃)
東京都板橋区の新河岸(しんがし)川で7日、区内の小学2年の男児(7)が溺れて死亡した事故で、救助のために川に飛び込んだまま行方不明になっていた男性が11日早朝、遺体で見つかった。
男性は都内の40代で、現場から直線距離で約3キロ離れた東京都北区の荒川で見つかった。警視庁が連日、捜索を続けていた。
志村署によると、事故は7日午後4時20分ごろ、同区蓮根3丁目の新河岸川の右岸で起きた。
左岸にいた男児の兄の友人がサンダルを誤って川に落としてしまい、右岸にいた男児が流れるサンダルを手元に引き寄せようとした。
男児はサンダルに向けて石を投げようとした際に川に転落したという。
近くいた成人男性2人が川に飛び込んで助けようとしたが、1人が行方不明になっていた。もう1人の男性は自力で岸にたどり着いた。
引用元:「朝日新聞 DIGITAL」
ケース2のようにサンダルや身につけているもの、遊んでいた道具などが流されて、それをとろうとした時に事故が起きるというケースは多いと思います。
やはりその中でも多いのがサンダルという印象を受けました!
サンダルで後ろにとめがないもので、サイズが合ってなかったりすると簡単に脱げます。
そして、夏の川って都会などに住んでいるとそんなに何十回もいけるものでもないと思いますので、サンダルなどだと、その時行くために買ったというケースも多いと思います。
そういったいろんな心理が働いて起こりやすくなっていると推察します。
そして、ケース2で心に留めておくべきことがあります。
それは、大人の男性も流されたということです。
大人は子供が目の前で流されていると助けなければという意識が働きます!
その時に本当に自分が行って、助けられるかということは考えない人が多いと思います。
緊急事態で日頃経験しないことで、命がかかっている状況ですから、我々素人が冷静に判断することは難しい状況になっていると思います。
だからこそ、そういったケースを想定して動くことが大切だと思います。
水の事故が目の前で起こった時に、川に飛び込んで助けられるのか?
昔は泳げたが、今の自分の体力や筋力、体系、トレーニングの積み方で本当に救出できるのか?
そもそも自然を相手にちゃんと泳げるのか?
などなど、一度考える時間を持たないと、そうそう考えることではないと思いますが、これがかわ吉は重要だと思っています。
やらなければいけないことは、事故を起こした子供をどうやったら助けることができるかを冷静に判断しなければなりません。
その時に自分を知っておくことは本当に大切です!
川や海に行く際は一度今の自分を自己分析することを準備の一つにに入れてみてください!
事例:ケース3(発生日時:2021年6月12日午後1時30分頃)
札幌市で6月12日、湖のほとりで遊んでいた小学生の男の子が溺れる事故がありました。
12日午後1時半ごろ、札幌市南区定山渓のさっぽろ湖で、小学2年生の男の子の姿が見えなくなったと父親から通報がありました。
約1時間後に消防が湖に浮いている男の子を発見し、救助しましたが、死亡が確認されました。
男の子は家族4人で遊びにきていて、さっぽろ湖の上流付近で遊んでいましたが父親が釣りをしている間に姿が見えなくなりました。
記者:「男の子は水に足をつけて遊んでいたとみられますが、水の中は坂になっていて転倒や滑る危険性がありそうです。また坂の奥は、底が見えないほど深さがあります」
警察は親が目を離した隙に湖の深みにはまり溺れたとみて調べています。
引用元:「北海道ニュース UHB」
ケース3で、注目してほしいのは、記者の見解にはなりますが、水の中は坂になっていて転倒や滑る危険性がある、坂の奥は、そこが見えないほど深さがありますという部分です!
自然の中で遊んでいると、我々の想定外のことが起こります!
普段コンクリートの多い街で住んでいると川の構造や流れのこと、海の波についてなどの詳しいことを知る機会がないです!
それなのに、なぜか我々は知っている、わかっていると、どこかで思ってしまっていると思います。
「これくらい大丈夫!」
「何とかなる!」
この気持ちが事故を招く。
とはいえ、子供は、経験しないとピンときません。
どれだけ口うるさく言っても、ついついということは起こりえます!
だからこそ、大人がいつもの何十倍も気を付ける必要があると思います。
お友達家族と家族同士で行くと、大人同士の話が楽しくなって、つい子供の監視を怠りがちです。
そういう気の緩みをなくすためにも、家族で海や川に出かける前にルール等をしっかり確認するようにしましょう(^^)
子供の水の事故・水難事故が起きる原因は?
先程の事例の章で、原因となっていることにも着目しながらみてきましたが、ここで原因についてまとめてみましょう!
子供の水の事故・水難事故が起きる原因
①自然を甘くみている
②突発的な衝動で冷静さを失う
③親と子供の気の緩み、気持ちの持ち方
順に詳しくみていきましょう!
①自然を甘くみている
自然というのは、人が予想していないような形をしていたり、力を持っていたりします!
日頃、自然と接していないので、我々は自然の力がわかっていない!
地元の人であれば、自然の怖さを熟知していますし、どの程度が危ない、どの辺が危ないなど予期できます。
年に数回しか行かない我々の予期は、かなり不確かなものだというふうに思っておかないといけないと思います。
甘くみてると書きましたが、実際には、みなさん危ない、事故が起きていることは知っているので気を付けなければと思っている方も多いと思います。
それでも事故は起きます!
ということは、自然は我々が思っている以上に危ないんだぞ!と思っておくことが大切だと感じています。
②突発的な衝動で冷静さを失う
自然の怖さをわかっていない我々なりに気を付けていても突発的なことが起きると、冷静な判断ができなくなって急に危険な状況になってしまいます。
サンダルが流された、ビーチボールが飛んでいったなど、それをとらないといけないという思いが、今まで気を付けていた危険な行動をさせてしまう可能せいがあります!
「これより先に行くと危ないとわかっていたけど、帽子が飛んでいったので、とりに行ったら足をすくわれて流された…」
「これ以上は深くなるから行かないでと言われていたので守っていたけど、ボールが奥に飛んでいってしまい、ボールをとるだけなら大丈夫と思っていったら、高い波にさらわれた…」
こういった具合に事故がおきます。
ほんの少しだけ、これをとるくらい大丈夫…この気持ちが事故を起こす。
突発的なことが起きないようにすることを心掛ける必要があるということですね!
③親と子供の気の緩み、気持ちの持ち方
基本的には①と②もここと結びついてくるのですが、いかに危険かということを1人1人が自覚をすることが大切だと思う…それさえしっかり自覚できていれば事故はほとんどおこらないと思います!
とはいえ、海や川は楽しい(^^♪
友達同士で行ったりすると、遊びの中で危険なことをどれだけできるかのような遊びになったり、じゃれ合ったりふざけ合う中で危険な行為をしてしまうことは、よくある話です!
親がいるなら、そういったこともそれとなくしっかり監視する!
親がいない場合…子供だけで川や海にいかせない。
子供だけで行っても絶対に危ないことをさせない。
子供同士行くとどういう時に危険になるかをあらかじめ一緒に考える!など
しっかりと意識すること・させることが大人も子供も大切だと思います!
子供の水の事故・水難事故の防止対策について
防止対策について書いていく前に一つお伝えしておきたいことがあります。
水難事故や水の事故を子供が起こした場合の対処法については、少しはこの章の最後で触れようかなとは思いますが、基本的には触れません。
というのも防げるのであれば、事故は起こさないほうがいいとかわ吉は思っています。
ですので、しっかりと防止対策をする!
じゃー何ができるか?何をすればいいかについて考えたいと思っております!
水の事故、水難事故において素人の我々でも、防止対策であれば、考えて学んで実行すればいい対策ができると思います!
そういう思いで水の事故、水難事故の防止対策を中心に書きますことをご理解いただけると幸いです!
子供の水の事故・水難事故の防止対策についてまずはいくつかできること、やるべきことを列挙します!
子供の水の事故・水難事故の防止対策
①危険なところには近づかない
②危険そうなところに行くときは、親と一緒に行く
③親が思う危険そうなところには誰も近づかない
④流されて困るようなものは持って行かない
⑤流されにくいものを身につける
⑥危ない場所にボール等が入ってしまうような場所で遊ばない
⑦川や海にいく前にどういう時に事故が起きるか話し合ったり確認し合う
⑧万が一の時の対応法を考えておく
など
上記に書いたことは先ほどから言っている内容も多いので、かぶらない内容を選んで説明していきたいと思います!
危険なところについてのお話し(①~③と⑥)
①~③で危険な場所についての対策を書きました!
簡単に言うと、危険なところに近づくなよ!ってことです!
とはいえ、飛び込めるポイントだったり、ちょっと流れのはやいところを超えたところに楽しそうな場所があったり、波に乗って遊ぶのが楽しかったりと、楽しいこととリスクは隣りあわせだったりもします!
かわ吉は全部ダメダメって言いたくないタイプなので…というよりはギリギリまでやらせてあげたい!
だからこそ、ちゃんと親がみてあげる!
親がみていないなら、安全なところで遊ぶ!
というところはちゃんとルールとして家族内で徹底することをおすすめします!
そして、大人も昔ほど体はいうことを聞かないよという前提のもと、大人も危険すぎるところへは足を踏み入れないようにしましょう!
後は、川だったら、急な流れのところや、海だったら、これ以上行くと深くなります、と言わている場所にボール等の遊び道具が飛んでいってしまうような場所でそういう遊びをしない、させないということが大切です!
原因のところでお話しした通り、緊急事態が起きると冷静さを失います!
「昨日買ってもらったビーチボールが急流で流されていった…まだ間に合う!」と言ってその流れに向かっていく…とどうなるかわかりますよね!
これが緊急事態によって冷静さを失った例です!
昨日買ってもらったビーチボールがなくなるかもしれない!という緊急事態によって、急な流れのところは危険だから行ってはいけないという冷静な判断が今まではできていないのに、緊急事態によって、その冷静さがなくなり、急な流れに突っ込んでしまう…。
こうやって例をみてると…誰にでも起こりそうだと思いませんか?
だからこそ、事前にちゃんとルールを決めて意識させることってめっちゃくちゃ大事です!
今年はしっかり準備しましょう!
流されにくいもの・流されては困るものは身につけない!
川にお友達も含めてたくさんで行くって話になると、最近買ってもらったものなどやお気に入りのものなどを身につけていきたいというお子さんもいると思います!
女の子だったら、髪をとめるものだったり、アクセサリー系、男の子だったら時計や川や海で遊ぶためのおもちゃなどです。
一番身につけるもので気を付けたいのは、サンダルです!
これが本当に大切!!
事例でも挙げましたが、サンダルが流されてそれをとろうとしてというのは、本当によく聞く話です!
かわ吉は、昨年川に行ったときに、サンダルではなく川でもはける靴のようなものを購入しました!
マリンシューズというやつですね(今名前を知りました(^^;))
上記と同じものではないですが、同じようなやつでした!
靴なので、サイズさえ間違えなければ脱げる可能性はかなり少ないです!
サンダルで後ろがとめられないものは危険すぎると思います!
後ろでとめれるやつもレベルがあるので、本当にきちっととめれるものを選ぶべきです!
サンダル一つで命が救えるのであれば、ちゃんとしたものを履かした方がいいと思いませんか?
そして、もう一つ大事な約束として…
万が一サンダルが流されて、それが危ない場所だったら流されていいと伝えておくことも大切だと思います!
どうしても日頃買ってもらったりすることに厳しくてそういうものをあまり行かない川や海にいくために持っていないからと買ってもらうと、嬉しくて嬉しくて…という気持ちとこれをなくしたら怒られるだろうな…もう買ってもらえないだろうなという心理が働くと、必死に追いかけてしまいます!
だからこそ、そういう場合は諦めていいと伝えておくことも大切だと思います!
そして流されて困る余計なものはつけていかない!
これを徹底するだけで、リスクはかなり下がると思います!
川や海にいく前にいろいろと家族で話し合う
これは先ほどから言ってますが、ちゃんと事故についてみんなで話し合い、いろいろ勉強してから出発するということをやってみることで、意識がかなり高まると思います!
かわ吉は、本日3つ程事例を出しましたが、他にもたくさんあります!
例えば…
川に出かける3日前に家族会議を設定します!
↓
そこで子供の水の事故や水難事故について話し合うための事例を各自一つずつ準備する。
↓
そして、その事故はどうして起きたのか、どうやったら防げるかなどを家族で話し合ったうえで、今回のルールを決めて、それを守るようにと約束を交わす!!
上記の例のようにやるだけで子供も大人も意識が高まりそうだと思いませんか?
さらにいうと、この事例を集めることを小学生のお子さんに担当させて、それを自由研究にすればすごくいい研究になると思います!
こうやって一つのことを家族で話し合うことってすごく大切だと思うので、一度試してみる価値はあると思います!!
最後に水の事故や水難事故が起きてしまった時の話をします。
この問題については、もはやかわ吉の管轄外です!
ただ知っておく必要はあると思います!
溺れた人の対処法
「浮いて待て」→背浮き…これがとても重要だと今回初めて知りました!
これを知っているだけで、全然助かる確率は違ってくると思います!
詳しくは引用元「NHK」のリンク先がかなりわかりやすかったので、是非1度はご覧ください!
溺れている人を見かけた時の対処法
①背浮きを指示
②119番に通報
③浮き具などの救命用具投げ込む
④「浮いて待て」と声をかけ続ける!
引用元:「NHKのHP」※このHPはかなりわかりやすくためになるのでおすすめです!
上記にもある通り、自ら助けるということはせず、上記の手順をやることが、命を助けることにつながるので、冷静に行動をしていきましょう!
子供の水の事故・水難事故の事例から考える原因と防止対策!【ブログ2021年版】のまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は危険、危険とたくさん書きましたが…それだけ気を付けて欲しいということです!
水難事故は、今日言ったケース等はしっかりと準備さえしていれば、防げる可能性は高まります!
安全に楽しめば、海や川って最高に楽しいところじゃないですか!?(^^♪
そこをしっかりと安心安全に楽しみましょう(^^)/
そのためには家族でしっかり川や海で遊ぶことの危険性について向き合うこと、これが大切だと思ってます!
これがかわ吉が本日一番お伝えしたいことでした!!
2021年の夏もしっかり楽しみましょう(^_-)-☆
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!!
かわ吉は他にもいろいろ書いております!
https://kosodate-papa-funtouki.com/iikosyoukougunno…aninarutodounaru/
それでは、またお会いしましょう(^O^)/