3歳くらいになると…「なんでも一番がいい!」「負けたくない!」といい、負けたり1番じゃないと泣き叫ぶ…なんてお子さんに困っているママやパパもいるのではないでしょうか?
お家の中でいうくらいならいいけど…お友達といる時に一番へのこだわりを強く出し過ぎると…お友達と喧嘩したり、上手に遊べないという状況が起こります。
中には勝負事をしていて負けそうになったら、途中で投げ出してしまったり、相手に攻撃をする子もいます…(^^;)
そこまでこだわりが強すぎると…親としては本当にどうしていいかわからなくなります…。
かわ吉の娘は、まだそこまで勝負事や一番の意味が理解できていないので、まだ大丈夫ですが、お友達のママがこの一番病で頭を悩ませていました!
かわ吉の娘はこだわりが強い1面もあるので、将来的にかわ吉家でも起こりえる話だと感じたので、本日は一番病をテーマにいろいろ書いていきたいと思います!!
★本日のお題★
・一番病って何?
・3歳児の一番病は発達障害やASDの可能性がある?
・3歳児の一番病の対応や治し方
・3歳児の一番病(一番にこだわる)は発達障害やASDの可能性がある?対応や治し方について徹底検証のまとめ
それでは本日も宜しくお願いしまーす(^O^)/
一番病って何?
一番病って何?
→一番に強いこだわりを持ち、一番じゃないとだだをこねたり泣き叫ぶ行動をとること。
病とついていますが、病気なわけではないです!
そういう気質と言いますか、正確のことを一番病という名前で呼ぶようです!
冒頭でもお話ししたように、一番にこだわりすぎる、勝ちにこだわりすぎる子と言うのは、グループに一人くらいはいるイメージですね!
一番病は一番にこだわるという、こだわりの強さがあるので、発達障害やASD(自閉スペクトラム症)の可能性があるという心配が出てきます!
次の章では、パパやママが気になるその点についてみていきたいと思います。
3歳児の一番病は発達障害やASDの可能性がある?
発達障害やASDの子の特徴として、こだわりの強さがあるということが言われています。
そういう特徴があるので、一番病でいろいろ調べていると…発達障害やASDというワードと一緒に出てくることが多かったです。
ただ、発達障害の疑いのある特徴を記事に取り上げる時に書くのですが…この特徴一つだけでそう判断することはできないということです。
総合的に判断するものなので、一番病=発達障害とはならないということだけしっかり心にとめておいていただきたいです。
発達障害の症状等の詳しいことは、厚生労働省のHP等で確認できますので、そちらをご参照ください!
話を戻しまして…
一番へのこだわりがあまりにも強すぎる…勝負にこだわりすぎる場合…一度発達障害の症状にはどんなものがあるのかの確認はすべきでとは思います。
ただ、過剰の心配はよくないので、一番病だけなら特段心配はいらないと思います!
3歳児で一番病になると…パパやママがどう対応していいかわからなかったりしますよね…。
言葉もすべて正しく理解している年代でもないので、一番だけがいいことではないよと説明するのもちょっと難しいし…その考え方をダメというのも違う気がする…(^^;)
そこで対応や治し方について次の章で考えていきたいと思います!
3歳児の一番病の対応や治し方
はじめにパパやママにお伺いしたいのが…一番病ってダメなことですか?
一番になりたい!勝負に勝ちたいという気持ちはダメなことだとは思いません!
負けん気というのは、勝負事をするのであれば大切な気持ちですし、そういう気持ちがあるから負けた時に、次勝つためにはどうするかを考えて、努力するという流れができるというのも事実です!
とはいえ、一番病を前面に押し出し過ぎると…お友達がいなくなったり、みんなと運動会やイベントごとに参加できないという状況が起こる可能性があります!
じゃー、どのように対応して治していけばいいのでしょうか?
①負けたくない、一番になりたいという気持ちをまずは受け止めてあげる
②一番になれなくてだだをこねて起こった状況をわかりやすく話してみる
③一番の幅を広げる
順に説明していきますね(^_-)-☆
①負けたくない、一番になりたいという気持ちをまずは受け止めてあげる
負けたくない、一番になりたいという気持ちを強く持つというのは、子供の才能でもあります!
やれと言われてできることではないです!
だからこそ否定するべきではないと考えます!
なので、一番になれなかったとき、負けた時に、まずは、その気持ちに寄り添ってあげてみてください。
負けて悔しかったんだね!
一番になりたかったんだね!
そういう悔しい気持ちは大切だよ!
親が受け入れることで、子どもは安心したり納得して、次パパやママがいうことを聞きやすい心理状態になります!
だからまずは、その気持ちをしっかり受け入れて、寄り添ってあげることが大切です!
②一番になれなくてだだをこねて起こった状況をわかりやすく話してみる
受け入れた後に、今回の状況を振り返ってみるといいと思います。
「一番になれなくて、大きな声で周りのお友達に泣いて怒ったら、お友達はびっくりするし、その後遊べなくなったよね」
「負けそうになった時に、途中でやめてしまったら、お友達は楽しくないよ」
など、その状況を冷静に確認して、お友達の気持ちを考えさせてみることが大切だと思います!
相手がどういう気持ちになるのか、自分だったらどうかなど、冷静に話している中に、いろいろ相手のことを考える質問をしてみることが大切です!
もちろん3歳くらいだと相手の気持ちに立ったり、いろいろ考えるのは最初のころは難しいと思います!
その時は、パパやママが例えを出すなどしてフォローしながら説明してあげたり、その時だけでなく、何度も何度も冷静に教えてあげれば、だんだんとわかってきます!
「例えば○○君が勝っている時に途中でやめたり、その場を壊されたらどんな気持ちになるかな?」
「ママがお友達とやっていて途中で泣いて怒ってきたら…すごく悲しくなるよ。。
といった具合に、お子さんがイメージしやすそうな状況を話しながら説明してみると、だんだんわかってくると思います!
この時の注意は、一度説明したからと言って、次できるとは限らないので、次できない時に…「この前言ったでしょ!?」って怒るのはなしです!
根気強くやるということが大切になってきます!
③一番の幅を広げる
今回一番お伝えしたいのは、この項目です!
一番の幅を広げる!!!!!
ん!?どういうこと!?ってなっていると思いますのでご説明します(^^)
3歳児の一番になりたいという気持ちは、早く走る、早く並ぶなどの早い=すごいこと、褒められること、えらいこととなっている可能性が高いです!
勝ち負けでいうと…勝つ=偉い、すごい、早い、いい、褒められるという方程式が成立していることが多いです!
つまり3歳児の一番という言葉の幅を広げてあげると一番がいいというこだわりが減っていく可能性が出てきます!
例えば…
・一番ゆっくりやる
・一番丁寧にやる
・一番後ろに並ぶ
・一番優しくする
・一番お友達と仲良く遊ぶ
・一番諦めずに最後までやる
などなど
なんでも一番をつければいいわけではありませんが、そのお子さんのやった行為が早い時以外の行動にスポットをあてて、褒めるようにすると今まで早いことだけがいいと思っていたお子さんなら、ゆっくり丁寧にしたときに褒められると、これでもいいんだ、こういう一番もあるんだという学びがうまれます!
それによって、一番になりたいという気持ちがいろいろな部分に目を向けられるので、一番病はなおりやすくなります!
一度お子さんに、「どういう時に一番だと思う?」「どうして勝ちたいの?」というような、一番や勝ちというものについて、どう考えているか聞いてみると面白いと思います!
早いことがいいことだと思い込んでいたり、負けることはよくないことだと思っているなど、その子の価値観が垣間見えます!
それを知ることで親のこれからの声掛けをどうすべきか考えることができるので、そういう質問をしてみるのも有効的だと思います(^^)
いろいろな一番を教えてあげてください!!
3歳児の一番病(一番にこだわる)は発達障害やASDの可能性がある?対応や治し方について徹底検証のまとめ
いかがでしたでしょうか?
一番になることだけがいいことじゃないことを説明して理解させるのは、3歳児にはすごく難しい部分がありますが、一番にはいろいろな一番があるよと教えることはそう難しくないです!
パパやママの行動を振り返ると、勝った時にすごくほめたり、褒めることばの中に「一番だね!」という言葉を多く取り入れてる可能性もあります!
だからこそ、一番になるべきだと思ってしまっている可能性もあります!
パパやママの声掛けも一度振り返ってみてもいいかもしれませんね!
お子さんの気持ちを大切にしつつ、楽しく家族やお友達と過ごす時間を増やしていきたいものですね(^^♪
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!!
かわ吉は他にもいろいろ書いております!
それではまたお会いしましょう(^O^)/