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ヘルパンギーナの症状は?うつる?薬は?子どもが感染した場合のヘルパンギーナ処置法を徹底解剖します!!

ペルパンギーナが発症した赤ちゃんのイメージ写真

どうも、かわ吉です(^^)/手足口病が九州で大流行しているというニュースを見ました。

夏の感染症について先日書きましたが、その時は、夏の感染症の初級編のような内容でした。

夏風邪のメジャーどころには3種類あり、それぞれの簡単な概要をお送りしました!

今回は位置づけとしては、中・上級編になります。

ヘルパンギーナの症状は?ヘルパンギーナの感染経路は?ヘルパンギーナを治す薬は?など、お子さんの様子がおかしいと気付いた際に、これがヘルパンギーナなのか?どうしたらいいのか?など心配で仕方ないママやパパに落ち着いてもらう・適切に対処してもらうための参考にしてもらえたらと思い、徹底解剖いたしました!!

今回も最後までお付き合いのほどよろしくお願いしまーす(^^)/

 

ヘルパンギーナとは

ヘルパンギーナは、熱が出たり口の中にあらわれる水疱性(水ぶくれ)の発疹を特徴とした急性のウイルス性咽頭炎であり、1歳児を中心に5歳以下の乳幼児に多くみられます。夏季に流行するいわゆる夏かぜの代表的な病気です。

その大多数はエンテロウイルス属に属するウイルスに起因し、主にコクサッキーウイルスA群である場合が多いが、コクサッキーウイルスB群やエコーウイルスで発症する場合もある。

ヘルパンギーナが流行する時期は?

ヘルパンギーナは、毎年5 月頃より増加し始め7月頃にかけてピーク を形成し、8月頃から減少を始め、9~10月にかけてほとんど見られなくなります。ヘルパンギーナの流行は例年西から東へと移っていきます。その流行規模はほぼ毎年同様の傾向があります。つまり、毎年同じくらいの人がヘルパンギーナになってしまうってことですね(^^;)

ヘルパンギーナにかかりやすい年齢は?

ヘルパンギーナになりやすいのは5歳以下 が全体の90%以上を占め、1歳代がもっとも多く、ついで2、3、4歳代の順で、0歳と5歳で症状としては、同じような症状がでることがわかっています!

ヘルパンギーナはどうやってうつるの?

はじめに少し難しい話をしますね(^^;)

ヘルパンギーナの病原体はエンテロウイルスと呼ばれるウィルスです。

エンテロウイルスとは、ピコルナウイルス科に属する多数のRNA ウイルスの総称であり、ポリオウイルス、コクサッキーウイルスA群(CA)、コクサッキーウイルスB群(CB)、エコーウイルス、エンテロウイルス(68~71 型)など多くを含むものです。ヘルパンギーナに関してはCA が主な病因であり、2、3、4、5、6、10型などの血清型が分離されます。またCB 、エコーウイルスなどが関係することもあります。

この辺は、ふーんで大丈夫です(* ̄- ̄)ふ~ん

次からが本題!

このエンテロウイルス属のウィルスを持つのは人だけです。

感染経路は接触感染を含む糞口感染と飛沫感染 であります。

わかりやすくいうと、ヘルパンギーナがうつる方法は3つあります。

 

咳やくしゃみなどによって水滴が飛び散りますよね!この飛び散る水滴のことを飛沫といいます!

この水滴にウィルスが含まれていて、この水滴を吸い込むとその病気がうつってしまいます。これが飛沫感染の仕組みです。

 

つばやよだれ・鼻水にヘルパンギーナが含まれていて、それがついたおもちゃにさわった手や指を自分でなめたり、その手で食べ物を口にすることでうつります。これを接触感染といいます。

 

ウィルスが含まれている便をした赤ちゃんやお子さんのおむつを交換したママやパパの手洗いや手や指の消毒が不十分な時に、その手でさわった食べ物等を口にした場合にうつるというケースもあります。これも接触感染の仲間になります。

 

この3つがヘルパンギーナの感染するルートです!!

しっかり抑えておきましょう☆

 

ヘルパンギーナの症状は?

ヘルパンギーナは、2~4 日の潜伏期間があります。その後、感染すると突然39℃前後の熱がでます。それに続いて、口の中に小さな水疱(水ぶくれ)ができます。やがてこの水疱がやぶれて口の中の粘膜や皮膚がえぐれることで痛みがでます。

この口の中のえぐれによる痛みのせいで、子どもたちは不機嫌になったり、食事が食べれなくなったり、それに伴い、脱水症状になったりしますが、ほとんどの場合は自然治癒で治ることが多いとされています。

通常は2~4日で熱が下がり、その後口の中の水疱や皮膚のえぐれ等は治ります。まれに、長引くと無菌性髄膜炎、急性心筋炎などを合併することがありますので、1週間くらいたっても症状がつづいてるなぁって思ったら、受診してくわしく診てもらうのがいいと思います!

治療・予防

ヘルパンギーナを治す治療法や特効薬はありません。

治療法・特効薬は、熱を下げるもの・口の中のえぐれ(潰瘍(かいよう))の痛みをやわらげる・脱水症状に対するものなど、それぞれの症状にあった処置をして、自然に治るのを待つのが一般的です。

予防法についても、ヘルパンギーナのための予防法というのはないですが、一般的な感染症の予防にいいとされている次の2つの方法をやることをおすすめします!!

①うがい・手や指の消毒を徹底する

②ヘルパンギーナになってる人との接触をさける

特に①については、小さいころから習慣にすることが大切だと思います!

②については、誰がヘルパンギーナにかかっているかはわからないというのが正直なところです。うつりたくないのであれば、子どもが集まる場所にはいかないというのが一番いい方法だと思います。かわ吉は、子どもは遊ぶのが仕事なんで、そういう場所でうつるのは仕方がないかなって思います!ある程度病気になることも成長するには必要なことだと思うので神経質になりすぎるのも、パパやママが疲れちゃうので、病気は治るものというくらいの気持ちで見守るのがいいんじゃないかなって思います!ただ、症状が重くならないように注意する必要があるので、そこはしっかり見守っていきましょう(^^)

 

重要ポイント

ヘルパンギーナにかかった子供をみて一番かわいそうだなって思うのは、いつも喜んで食べているものを口にしたときに、口の中の潰瘍のせいで、痛みが走り泣き出す姿が本当にかわいそうなんです!と同時に、何も食べられないという状況になるお子さんもいらっしゃるので、病気とたたかうための栄養補給をどうするのかというのがとても重要なポイントになってきます。

口の中の痛みを考えると柔らかい食べ物がいいと思います。ヨーグルト・おかゆ・パンがゆ・ゼリー・アイスクリームなど、年齢に合わせてその時食べられるものを食べさせるのが一番いいです!

まだ断乳や卒乳をしていないならば、病気の時だけ母乳をあげるというのもいい方法だと思います!

子どもの症状に合わせて、食べれるものを選んであげて、病気とたたかえる体力や栄養と水分補給を行っていくことがとても重要なことだと思います!それだけちゃんとできていれば、あとは子供に備わった驚異的な自然治癒力で数日もしたら治りますのでご安心ください☆

参考にした情報について

今回は、国立感染症研究所のヘルパンギーナについての記事を参考にしました!

まとめ

この記事では、ヘルパンギーナについて徹底解剖しました!

病気になったときの大切なことの一つとして、パパやママが慌てないということだと思います!

高熱がでたりご飯を食べれなくなったりするので、初めてだと慌ててしまいます。

さらに症状がでたので病院に連れて行っても、薬は特にありません・自然に治りますって慌てている精神状態で言われると、イライラしたり心配になったりするばかりで、ただただ疲れてしまいます。

ヘルパンギーナは、自然に治るものということをまずは知っておく。そして、栄養補給と水分補給にだけ気を付ける!それだけやっていればあとは、わが子がんばれ!っていうくらいの気持ちで受け入れることが大切です☆かわ吉ママも病気になるとママも元気がなくなったりするのですが、そこはパパやママは元気でいて、病気とたたかって成長をしているわが子を喜ぶくらいの気持ちで行きましょう♪だって、病気になって治すということも子供の大切な成長過程の一つなんですから!あたたかく見守りましょ(^^)/

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました!!

またお会いしましょう(^^♪