育児(妊娠・出産)

手足口病の症状は?うつる?薬は?子どもが感染した場合の手足口病の処置法を徹底解剖します!!

どうも、かわ吉です(^^)/手足口病が大流行しているというニュースを見ました…ママやパパは心配ですよね…。うちの子もうつるんじゃないのかな?手足口病になるとどのくらいつらいのかな?熱も出るのかな?などなどよくわからないことも多いのではないでしょうか?

ママやパパの素朴な疑問に答えるべく、手足口病の症状は?手足口病の感染経路は?手足口病を治す薬は?など、基本的なことから、具体的に手足口病になったときにパパやママができること、心がまえとして重要なことなど踏み込んだ話も含めて徹底解剖いたしました!!

今回も最後までお付き合いのほどよろしくお願いしまーす(^^)/

 

手足口病とは?

手足口病とは

その名のとおり、

ウィルスによって手や足や口の中にぶつぶつ(水疱性の発疹)ができる病気のことです!!

 

詳しくは→国立感染症研究所のまとめによると↓↓

手足口病(hand, foot and mouth disease:HFMD)は、その名がしめすとおり、口の中の粘膜および手や足などに現れる水疱性【すいほうせい】(水ぶくれのようなもの)の発疹【ほっしん】(ふきでもの)を主な症状とした急性ウイルス感染症で、1950年代後半に認識されたウイルス性発疹症であり、我が国では1967年頃からその存在が明らかになった。本疾患はコクサッキーA16(CA16)、CA6、エンテロウイルス71(EV71)などのエンテロウイルスが原因ウイルスである。基本的に予後は良好な疾患であるが、急性髄膜炎の合併が時に見られ、稀であるが急性脳炎を生ずることもあり、なかでもEV71は中枢神経系合併症の発生率が他のウイルスより高いことが知られている。

 

見た目は、ぶつぶつが結構激しくできるので、大丈夫かなってパパやママは心配になるけど、重い病気ではなく夏風邪の一種なので、時が過ぎると自然に治る病気だと思っていただいて、大丈夫です!!合併症の発生率は他のウィルスより高いとなっていますが、ちゃんと子供を観察して、長引くようであれば病院にすぐいくようにすれば、いたずらに神経質になる病気ではないとされています!あせらずに治るのを待ってあげましょう☆

 

手足口病が流行する時期は?

夏に流行が見られる病気です。ただ、秋や冬にかけても多少の発生はあるようです。

そして、数年おきに日本でも大流行しています。2019年もその大流行しています!

手足口病にかかりやすい年齢は?

4歳くらいまでの幼児を中心にかかる病気です。その中でも2歳以下が半数を占めています!

小学生でも流行することがあるので注意が必要です!小さいときに感染するケースが多いので、大人になってから手足口病になることはあまり多くはありません。また、男の子・男性の方が手足口病にかかる傾向にあるそうです!

手足口病はどうやってうつるの?

主な感染ルートは次の3つです!!

1.病原体(ウイルス)が入った、食べ物や飲み物を口にすることで感染する(経口感染)

2.せきやくしゃみなどによって飛び散る飛沫に含まれる病原体(ウイルス)が、口や鼻などの粘膜に直接触れて感染する(飛沫感染)

3.病原体(ウイルス)がくっついている物(タオルや容器など)に直接触れて感染する(接触感染)

 

病原体や感染ルートについての詳細は↓↓

CA16、EV71、さらにCA6などのエンテロウイルス(A群エンテロウイルス, Enterovirus A)が病因となる。ヒト-ヒト伝播は主として咽頭から排泄されるウイルスによる飛沫感染でおこるが、便中に排泄されたウイルスによる経口感染、水疱内容物からの感染などがありうる。便中へのウイルスの排泄は長期間にわたり、症状が消失した患者も2~4週間にわたり感染源になりうる。腸管で増殖したウイルスがウイルス血症後中枢神経系(特にEV71)に到達する と、中枢神経症状を起こしうる。いちど手足口病を発病すると、その病因ウイルスに対しての免疫は成立するが、他のウイルスによる手足口病を起こすことは免れない。

大事なのはボイントにあげた3つのルートなんで、詳しい話は興味のある人だけ読んでください(^^ゞ

 

手足口病の症状は?

通常の手足口病は、潜伏期間3~5日を経て、手や足、口の中などに水疱性の発疹(赤いぶつぶつした吹きでもの)ができます。口の中にできる発疹は、痛みを伴います。その発疹が破れて小さな潰瘍(えぐれ)になることもあります。手や足の発疹にかゆみなどを伴うことはあまりないそうです。

手足口病による水疱の画像(左腕)

発熱は、手足口病になった人の3分の1の人に見られますが、38℃以下と軽度なことが多いです。まれに合併症になるケースもありますが、そこまで神経質になるほど多くはないので、経過が良好であれば特に気にする必要はないようです!

手足口病の治療・予防

手足口病を治す治療法や特効薬はありません。

処置法としては、熱を下げるもの・口の中のえぐれ(潰瘍(かいよう))の痛みをやわらげる・脱水症状に対するものなど、それぞれの症状にあった処置をして、自然に治るのを待つのが一般的です。

予防法についても、手足口病ののための予防法というのはないですが、一般的な感染症の予防にいいとされている次の2つの方法をやることをおすすめします!!

①うがい・手や指の消毒を徹底する

②手足口病になってる人との接触をさける

特に①については、小さいころから習慣にすることが大切だと思います!

②については、誰が手足口病にかかっているかはわからないというのが正直なところです。うつりたくないのであれば、子どもが集まる場所にはいかないというのが一番いい方法だと思います。かわ吉は、子どもは遊ぶのが仕事なんで、そういう場所でうつるのは仕方がないかなって思います!ある程度病気になることも成長するには必要なことだと思うので神経質になりすぎるのも、パパやママが疲れちゃうので、病気は治るものというくらいの気持ちで見守るのがいいんじゃないかなって思います!ただ、症状が重くならないように注意する必要があるので、そこはしっかり見守っていきましょう(^^)

 

重要ポイント

手足口病もヘルパンギーナと同じように何も食べられないという状況になるお子さんもいらっしゃるので、病気とたたかうための栄養補給と脱水症状にならないための水分補給をどうするのかというのがとても重要なポイントになってきます。

口の中の痛みを考えると柔らかい食べ物がいいと思います。ヨーグルト・おかゆ・パンがゆ・ゼリー・アイスクリームなど、年齢に合わせてその時食べられるものを食べさせるのが一番いいです!

まだ断乳や卒乳をしていないならば、病気の時だけ母乳をあげるというのもいい方法だと思います!

子どもの症状に合わせて、食べられるものを選んであげて、病気とたたかえる体力や栄養と水分補給を行っていくことがとても重要なことだと思います!それだけちゃんとできていれば、あとは子供に備わった驚異的な自然治癒力で数日もしたら治りますのでご安心ください☆

参考にした情報について

今回は、国立感染症研究所の手足口病についての記事を参考にしました!

まとめ

この記事では、手足口病について徹底解剖しました!

病気になったときの大切なことの一つとして、パパやママが慌てないということだと思います!

手足口病は、見ているこちらがかゆくなるくらいぶつぶつができます。かわ吉の娘本人は何とも思ってなそうだったのですが、パパとママがその無数の発疹を見て、元気がなくなっていました…(>_<)

そして、病気になって一番大変だったのが、遊び場所です。

いつも娘とママは、日中キッズルームや支援センターに行って遊んでます。そんな2人が手足口病にかかったので、出かけて遊べなくなりました。家で一日中何をするか…かわ吉家にとって大問題でした。体にぶつぶつがあるのに、治りかけていても遊びに行くことはできません。パパとママで話し合って、いろんな策を練って何とか一週間を乗り切りました…。そこはかわ吉家の方法を参考にしていただくのもありかなって思います!

とにかくパパとママが落ち着き声かけあって子どもを見守る…その先には成長した子どもの姿がそこにあります!一緒に頑張っていきましょう(^_-)-☆

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました!!

またお会いしましょう(^^